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魅力をアップさせる!洋服の色選び

あなたのまわりに「いつも若々しい」「友だちが多くて楽しそう」という人がいませんか?もしかしたら、着ている洋服にヒントが隠されているのかも。「身につける色によって、人の印象が変わる」と話されるのは、色のプロフェッショナルの花岡ふみよさん。服の色による印象と、「ちょっとニガテ…」を助けてくれる色の力について教えていただきました。

 

痩せて見えるはずの黒が太って見えていた?

黒の服を着ると痩せて見えるという話は、よく聞かれるかもしれません。しかし、黒を着ることでかえって太って見える人もいるそうです。「黒は収縮色と言って、サイズダウンして見せる効果がありますが、重量感を感じる色です。黒っぽい色は、体重の印象を重く、白っぽく明るい色は、軽く見せてくれます。SやMサイズの服を着ている人は、黒を着ることで細く見える効果がありますが、LやLLサイズの服を着ている人が全身黒い服を着ると、重々しく見えてしまって逆効果になります」

 

シワのないキレイな肌に見せたいなら白

顔まわりの色は、顔映りに影響があります。似合う色を身に着けて印象をよくするほか、「若く見せる」ことも可能だとか。たとえば、顔のシワが気になるなら、上着は明るい白系を着るといいようです。「白は光の反射率が高くシワを飛ばす効果があります。反対に黒や暗い色は、顔に影が濃く入りほうれい線やシワが目立ってしまいます」

「顔色を明るく見せたい時は、顔まわりに明るい色を。血色をよく見せたい時は、ピンクや赤、オレンジ、赤紫などの赤みの入った暖色系を顔まわりに持ってくると顔色がよく見えます。小顔に見せたい場合は、濃い色をトップスやインナー、ネックウェアなどに使うと小顔効果がありますよ」

 

黄色の服で会話力を高める

「私、話下手で…」という方は、黄色やオレンジ色を身につけるといいそうです。「黄色は、話し上手になる色で、情報を持っていそう、面白そうという印象を出す色です。オレンジ系は、親近感カラーと言われ、親しみやすさを感じたり、人との距離を縮める色なので、自然と人が集まって来ますよ」

初対面の印象は、友人関係だけでなく、仕事の場面でも重要になります。花岡さんは、「第一印象をよくするためには、自分が一番似合う色である『パーソナルカラー』を知って、その中の色を効果的に使うことがオススメです。」と話していました。

 

―― 次回は、自分に似合う色が見つかる「パーソナルカラー診断」についてご紹介します。

取材協力
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Profile
花岡ふみよさん
株式会社ラピス代表取締役。ラピスアカデミー校長。1991年にパーソナルカラー&イメージコンサルタントの資格を取得。1992年株式会社ラピスを創業。国際レベルのカラー&イメージコンサルタント養成スクール「ラピスアカデミー」での指導の他、企業・ブランド・商品のカラーコンサルティングや講演、企業研修、個人のパーソナルカラー診断やイメージコンサルティングを行う。