似合う色「パーソナルカラー」で印象アップ
パーソナルカラーとは、自分に似合う色のこと。知っていると、どんなメリットがあるのでしょうか?色のスペシャリストの花岡ふみよさんは、「印象が明るくなったり、若々しく見えたり、自信が持ててポジティブになる」と話されます。今回は、パーソナルカラーの見つけ方をご紹介します。
パーソナルカラーで魅力的に
パーソナルカラーとは、肌や髪の毛、目の色などと調和して、個性を引き立てる色のことです。パーソナルカラーを取り入れると、印象がよくなります。花岡さんは「肌に透明感が出てきれいに見えたり、服やメイクを選ぶときにも無駄がなくなりますよ」と話されます。
パーソナルカラーを知るには、カラーアナリストやイメージコンサルタントに診断してもらうのが一般的ですが、今回は、自分でできる簡単な方法を教えていただきました。
パーソナルカラー診断とは
パーソナルカラーは、「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」の4つのグループに分けられます。「この4つの中に必ず似合う色のグループがあります。その色を洋服やメイクに取り入れることで、あなたの印象がアップし、魅力的に見せてくれます」
■4 Season Color Types
パーソナルカラー診断 セルフチェック
あなたの持って生まれた肌、頬、唇、髪、瞳の色などでカラータイプがわかります。メイクをしていない状態で鏡を見て、下記のテストで、ご自身に一番近いと思われるタイプにチェックをしてください。
A~Dのどれが一番多いかを調べることであなたのタイプがわかります。
Aが多かった人は、「スプリングタイプ」
Bが多かった人は、「オータムタイプ」
Cが多かった人は、「サマータイプ」
Dが多かった人は、「ウィンタータイプ」
スプリングタイプの方
実年齢より若く見られることが多く、年を重ねてもかわいらしい雰囲気を持っています。
イエローが基調の明るく鮮やかな色が似合います。くすんだ色や暗い色は顔色が悪く見えます。顔まわりには軽めのカラフルな色を選び、コーディネイトの際は、暗くならないように心がけましょう。
【似合う色】
オレンジ、カナリー、アップルグリーン、パロットグリーン
ターコイズブルー、コーラルピンク、アイボリー、ベージュ、キャメル
サマータイプの方
クールでソフト。エレガントで上品なイメージがあります。
青みを帯びた明るい色や、薄く柔らかい色が似合います。濃い色を合わせるときは、グレイがかった色がなじみます。コーディネイトは明るくなるように心がけ多色使いもオススメです。
【似合う色】
パステルピンク、ローズ、ペールレモン、ジェイドグリーン、
スカイブルー、ラベンダー、ライラック、オフホワイト、ブルーグレイ
オータムタイプの方
シックで落ち着いた印象で、ナチュラルかゴージャスなイメージの方です。
イエローが基調の濃く落ち着いた色や色みを抑えたシックな色が似合います。鮮やかな色は、派手すぎる印象に。青みの強い色は、不健康そうに見えるので注意。コーディネイトは、多色使いでリッチな雰囲気を出してみましょう。
【似合う色】
トマトレッド、テラコッタ、マスタード、エバーグリーン、
ダックブルー、サーモンピンク、エクリュ、ブラウン、チョコレート
ウィンタータイプの方
クールでモダンか、華やかでドラマティックなイメージのある方です。
ブルーが基調の濃く鮮やかな色が似合います。ぼやけた色は、精彩をなくします。原色や青みの強い色、濃い色が映えます。多色使いを避け、色数を3色以内に抑えてすっきりとした印象に。コントラストを効かせたコーディネイトがオススメです。
【似合う色】
カーマイン、レモンイエロー、ピーコックグリーン、ロイヤルブルー、
ロイヤルパープル、ショッキングピンク、スノウホワイト、グレイ、ブラック
パーソナルカラーを上手に取り入れて、自分をもっと魅力的に見せたいですね。
株式会社ラピス代表取締役。ラピスアカデミー校長。1991年にパーソナルカラー&イメージコンサルタントの資格を取得。1992年株式会社ラピスを創業。国際レベルのカラー&イメージコンサルタント養成スクール「ラピスアカデミー」での指導の他、企業・ブランド・商品のカラーコンサルティングや講演、企業研修、個人のパーソナルカラー診断やイメージコンサルティングを行う。