もっと!Happy Style

【第1回 冷蔵庫収納術】あなたは「ざっくり」「きっちり」?タイプ別の冷蔵庫収納術

冷蔵庫のイメージ画像

料理をするとき、冷蔵庫を開けて食材をごそごそ…いつも何かを探していませんか?冷蔵庫のどこに何があるかわかっていると、サッと取り出せて、料理の効率がアップします。しかし、スッキリ整っている冷蔵庫の場合でも、人によって使いづらく感じることがあるようです。そこで収納のプロ高山一子さんに、タイプ別の冷蔵庫の収納法を教えていただきました。

あなたの収納タイプは、「ざっくり」「きっちり」どっち?

収納グッズが整然と並べられた冷蔵庫は使いやすそう!と思ってマネしてみたけれどうまくいかない…。そんな経験はありませんか?実は、グッズを使った収納は得意な人とそうでない人がいます。部屋の片づけと同じで、冷蔵庫も自分にあった収納方法があります。まずは、あなたの冷蔵庫の収納タイプを調べてみましょう。

あなたの冷蔵庫はどっち?

A
〇冷蔵庫に何が入っているか覚えていない
〇気が付いたら消費期限が切れている
〇冷蔵庫の中は定番品以外のものも多い
〇食材は空いたスペースにどんどん入れる
〇冷蔵庫はいつもぎっしり
〇納豆やヨーグルトなどの数個パックのビニールは巻いたまま

B
〇冷蔵庫に何が入っているか覚えている
〇食材は買ってきたら詰め替える
〇食材をすぐに使えるように小分けにしている
〇冷蔵庫の中の定番品は決まっている
〇食材の定位置が決まっている
〇〇納豆やヨーグルトなどの数個パックのビニールは取ってから入れる

Aの方にチェックが入った数が多かった人は、「ざっくり」タイプ。Bの方が多かった人は、「きっちり」タイプの傾向が強いです。

ざっくり収納タイプのイメージ画像

ざっくりタイプの人は、直観力にすぐれているので、すぐに行動に移すことができます。ただ、買い物に行くとついつい新商品を買ってしまうなど、予定外の買い物をしてしまうことが多く、食材をダメにすることがあったり、気がついたら同じものを買っていたり、なんてことも。

そんなざっくりタイプの人にオススメの収納は、食材を詰め込みすぎないこと。元に戻すことが苦手なのでモノの指定席が決まっていないと空いた隙間にどんどんモノを詰めてしまいます。細かく分類して収納すると維持ができないため、ゆるく仕分けて食材の指定席を決める収納が向いています。

きっちり収納タイプのイメージ画像

きっちりタイプの人は、分類や仕分けが得意。機能性や合理性を重視する傾向があります。冷蔵庫の中身を把握していて、計画的に買い物ができるので、つい衝動買いをしてしまう、なんてことはほとんどありません。

ただし、仕切りのないスペースに収納をするのは苦手なので、できるだけ細かく分類しながら食材の指定席をつくり、ラベリングをすることでサッと取り出せる効率的な収納がオススメです。

高山さんは、「冷蔵庫は、家族構成や買い物の仕方などでも使い方が異なってくるので、『ざっくり』タイプだからといって、必ずしも『ざっくり』タイプの収納方法が良いとは限りません。ぜひ、それぞれのタイプの良いところを取り入れながら、自分に合う収納方法を見つけて」とアドバイスされます。

※きっちりタイプ、ざっくりタイプ別の具体的な冷蔵庫の収納方法については、第3回以降でご紹介します。

次回は「冷蔵庫の片づけを始める前にしたいこと」をご紹介します。

取材協力
プロフィール画像
Profile
高山一子さん
SMART-WORKS主宰
収納コンサルタント/ライフオーガナイザー
一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会認定トレーナーとして活動するとともに、片づけ収納サービス、新築・リフォーム時の収納コンサルティング、収納や片付けの各種セミナー講師として活動。