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誰でも簡単オシャレに!ディスプレイのコツ

小物を飾りたいけど、なぜかゴチャゴチャ…。お店のディスプレイみたいにステキに魅せるコツはあるのでしょうか?インテリアコーディネイターのMAKOさんに小物を上手にディスプレイするコツを教えていただきました。

point
1.Before・Afterで学ぶディスプレイ
2.高さを変えてリズム感を出す
3.高さ変えると動きが、揃えると静かな印象に
4.ディスプレイの基本は「三角形」
5.存在感のある花器を選ぶ
6.好きなものは使い方にこだわらない

Before・Afterで学ぶディスプレイ

たくさんの小物をバランスよくディスプレイするにはどうすればいいのでしょうか?MAKOさんのご自宅の飾り棚で実際にディスプレイをしていただきました。

 

 

 

Before

スッキリしたディスプレイですが、何か物足りない気がします。

After

華やかな印象になりました。たくさんの小物を使っていますが、バランスよく飾られています。

高さを変えてリズム感を出す

――コツは何でしょうか?

「小物の高さを変えることでリズム感を出してみました。左側には、フェイクグリーンを使って高さを出しています。右側にあるキャンドルスタンドは、2つとも同じくらいの高さのものなので、右端のキャンドルスタンドの下に本を敷き、高さを変えています」

 

高さ変えると動きが、揃えると静かな印象に

――なぜ高さを変えるのでしょうか?

「同じ高さの小物や花瓶などを複数並べるディスプレイをレストランなどでよく見かけますよね。飾っているものの高さが揃っていると静かな印象になります。落ち着いた空間の場合は高さを揃え、動きのあるディスプレイにしたい時は、高さを変えるといいですよ」

ディスプレイの基本は「三角形」

簡単にディスプレイをオシャレに見せるコツは「三角形」と、MAKOさん。「このディスプレイは、三角形のバランスになっているのがわかるでしょうか?両端に高さを出すことで三角形のバランスになり、立体感が生まれます。ディスプレイが苦手という方は、細々したものを横に並べることが多いので、三角のバランスを意識することで上手にディスプレイできます」

存在感のある花器を選ぶ

花器は、少し口が大きめのものを購入することで、花を飾る以外に中に小物を飾るなどアレンジすることができ、かっこいいディスプレイができる、とMAKOさん。

「花を飾るとき、最初は、花器と飾る花のバランスは1:1を意識して生けると美しく見えます。 慣れてきたら、花器のタイプによっては、8:5:3のバランスを試してみても(全体を8、器と花が5:3か、3:5の比率で考える)」

どんな花を飾っていいかわからない…という場合は、花器を買う時にお店の方に相談したり、販売しているサイトに、飾り方のアドバイスが書かれたものがあるので、買う前にどんな花を飾るかイメージをしてから買うと、後から悩むことがありませんね。

好きなものは使い方にこだわらない

花を飾っているのはプランターボックスという、室内にグリーンを飾るための棚。背の高いグリーンが欲しいけど、値段が高くて…という人にもオススメで、小さなグリーンでも高さがあることで視線が上がる効果があるのだとか。MAKOさんのお宅では、ベッドの横に置いて、ナイトテーブル代わりにするなど、様々な使い方をされているそうです。

スツールも来客時に使ったり、ちょっとした小物を飾ったりと自由に使えて便利だとか。「スツールは、座面が平らなものだったら、サイドテーブルとしてもつかえますよ」

テレビの背面はウォールステッカーを貼って、空間にアクセントをつくっています。テレビボードの下も洋書やキャンドルをディスプレイ。細部までこだわったお住まいです。

 

次回は、「ワンランク上の空間づくり」について紹介します。

取材協力
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Profile
MAKO(まこ/小島真子)さん
株式会社Laugh style
代表取締役/インテリアコーディネーター
モデルハウス・モデルルーム、個人宅のインテリアコーディネートのほか、セミナー講師、コラムの執筆など、幅広く活躍中。テレビや雑誌の取材も多数。
https://www.laugh-style.jp/